設立の趣意

 自然環境の保全及び生活の向上を図るため、道路・河川・上下水道などの社会資本の整備・維持管理には、優秀な技術者の確保とその育成や技術の継承が必要であります。

 土木施工管理技士は、建設業に携わる技術者の資格として昭和44年の建設業法により制度化され、63年の建設業法の改正により土木施工管理技士の位置づけが明確化されました。この土木施工管理技士への社会的要請に応えるため、各都道府県で技士会が設立され、当技士会は平成4年4月に発足いたしました。設立後は土木施工技術に関する講習会・研修会・現場見学会や機関誌「礎あいち」の発行を実施し、優れた土木施工技術の普及や建設工事の適正な施工の確保を推進するため、土木技術に関する情報の交換やCPDSなどの技術の研修・研鑽活動に努めております。

 設立から現在までの間に我が国の経済・社会情勢は大きく変化し、これに合わせて土木施工管理技士の社会的立場も、より大きな責任と権限を有する重要なポストになってまいりましたので、今後も土木施工管理技士の資質と社会的地位の向上を図り、もって建設業のさらなる発展に寄与したいと考えております。


土木施工管理技士とは

 建設業法に基づき、道路、トンネル、橋梁、河川、上下水道、防波堤などの多くの土木工事において、「主任技術者」又は、「監理技術者」として、施工計画作成や土木建設現場の工程監理、品質監理、安全管理など工事の施工管理を適確に行うための必要技術を有する者のことで、1級と2級に分けられている。

愛知県土木施工管理技士会
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