平成30年度第2回現場見学会(CPDS 5ユニット認定講座)を開催しました

 中日本高速道路株式会社のご協力で愛知県土木施工管理技士会「事業委員会」の企画で現場見学会を開催しました。

開催日 平成30年10月4日(木)
参加者
主催者
参加会員

沼野会長、藤井事業委員長(副会長)、山田副会長、山下副会長、担当事業委員
32名
協 力 愛知県建設部豊田加茂建設事務所
中日本高速株式会社名古屋支社多治見保全サービスセンター
国土交通省中部地方整備局岐阜国道事務所
コーディネーター 中日本高速道路㈱
行 程 松平バイパス・松平トンネル建設工事現場 → 松平バイパス・切土工事現場 → 中央道瑞浪地区・亜炭坑空洞注入工事現場 → 東海環状道・関広見IC高架橋建設工事現場
概 要  

*松平バイパス建設現場では、愛知県建設部豊田加茂建設事務所の水野昌仁企画調整監からトヨタ自動車テストコース建設に伴う日あたり5000台の自動車交通量に対応した国道301号・松平バイパス建設事業の概要説明があり、トンネル建設工事施工者である名工・太啓・市川特定JVの鈴木文喜(名工建設株式会社)総括所長から、延長820mの松平トンネル(仮称)のトンネル構造と硬岩である花崗岩地質を含水爆薬使用した発破作業等の掘削作業のビデオを交えて工事概要の説明を受けました。

トンネル内にて

 また、切土工事施工者の株式会社太啓建設の磯貝孝宏管理技術者からは、法面の上に住宅を背負っての地山掘削であるので、地中傾斜観測、地盤傾斜観測変位杭観測等の地山の動態観測を実施して、ICT関係工事として3次元設計データを活用した起工測量、MCバックホウによる情報化施工での地山掘削工事などの工事概要の説明を受けました。

切土工事現場にて

*中央道瑞浪地区・亜炭坑空洞注入工事現場では、NEXCO中日本多治見保全・サービスセンター平井章一保全(工事)担当課長から高速道路直下の亜炭鉱採掘跡の空洞部を充填剤で充填する事業概要の説明を受けました。
 工事の概要説明は、充填剤製造プラントで二班に分かれて和田幸二郎飛島建設株式会社中央道瑞浪充填作業所所長と宮沢義博同作業所工事課長の両氏から事前調査ボーリングで的中した箇所に充填孔を設置し、プラントで製造した充填剤の注入と確認、地盤・構造物の変位測定、充填の確認と充填剤の強度確認ボーリング等工事概要と空洞被害の状況のビデオ放映や飛島建設の開発した充填剤をゲル化する状況の実験を交えて説明を受けました。


充填剤の説明

充填作業現場

*最後の現場の東海環状道関・広見IC高架橋建設現場では、別府文弘中部地方整備局岐阜国道事務所計画専門官から延長160kmの東海環状自動車道(三重・愛知・岐阜をマグネットで引き付けるという意味の各県の頭文字から愛称MAGロード)の事業概要と若い人に土木技術、建設業に興味を持ってもらえるようにインスタグラムを始めたなどの説明を受けました。高架橋の作業現場では、関広見高架橋工事施行者の北野和久株式会社横河ブリッジ関広見作業所長からは、5日に幅員20~40m5径間200m部分の床版コンクリート打設予定の高架橋建設工事の工事概要と国道の上でもあり民家に接近しているので外観を意識した現場の整理整頓、車両の駐車など指導に気を使っているなどの説明を受けました。

高架橋建設現場にて

愛知県土木施工管理技士会では、来年度も春・秋季に2回現場見学会を開催する予定です。
会員の皆様の多数のご参加をお待ちしています。

愛知県土木施工管理技士会
〒461-0001 愛知県名古屋市東区泉二丁目11番22号 愛知県土木会館 3 階 TEL (052)932-0275 FAX (052)932-0276
Copyright(C) 愛知県土木施工管理技士会 All Rights Reserved.